2015年にアメリカでスタートした「SMART KITCHEN SUMMIT」が日本発開催。
「食 & 料理×テクノロジー」をテーマに、キッチンの未来を描く一日。と題されたイベントはたくさんの人で盛り上がった。
ただ、食に関することに偏ってたかな。イギリスからキッチンデザインの重鎮がスピーカーとして来日されていたのが唯一か。
「キッチン」という言葉の使い方が曖昧な気がする。家具としてのキッチンと空間としてのキッチン、どちらもキッチンで僕たちはその違いを文脈の中で上手に使い分けているはずなのだが。
テクノロジーが進化して、生活を楽にしてくれたり、余暇時間が増えたりしているのに、「満足度の本質(well being)」は一向に上がらないばかりかここ10年は下がっているというデータは面白かった。
もうひとつ、「料理にかける時間と肥満の増加は完全に逆相関の関係にある」という話もおもしろかったな。
ま、とにかく何か新しいことが始まる予感。