+blog 

「キッチンな人」の日常

+pamphlet

STUDIO KAZのパンフレットを作りました。ご希望の方はお送りしますのでメールにて御請求ください。

+books


+kitchening

web外伝 レシピ集

+movie

+kitchen academy

+facebook

 

project >>>

『1LDK?』 

敷地面積が39.97m2(約12.1坪)、更に建蔽率50%、容積率100%という条件での住宅のプロジェクト。建蔽率を考えると、1フロアの最大面積は19.985m2(約12畳)。そこで、地下に寝室、1階にエントランス+シューズルーム+サニタリー、2階にLDKというレイアウトを考えた。マーケット的な表現をすれば、『1LDK』ということになる。
 この家の最大の特徴は、2階LDKの開放感。北面と東面の床から天井までの開口部とそれに続くデッキも含めて、実際以上の広がりを感じる。その効果を最大限強調するために、地下と1階の天井高をあえて低めに設定し、窓も小さめなものとし、閉塞的としているが、エキスパンドメタルのらせん階段から漏れてくる光が、自然に上階へと身体を導いてくれる。そして階段を上ると、一気に視界が広がる。
 更に、その階段は屋上へと続き、屋上緑化を楽しみたい。普段は忙しくてなかなか散歩にも行けない犬も、ここで思い切り、健康的に走ることが出来る。
この住宅は都心の住宅地の角地に存在し、その街の「ランドマーク」的な位置づけとなることも期待して計画した。