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re-apartment／k
築15年のアパートメントのリノベーション。60平米の床面積に女性一人で生活する「場」の提案。
御希望の優先順位を明確にし、オークの無垢フローリング、框付きの室内ドア、ドアノブにこだわり、サニタリーと一室空間に配置したトイレ、オープンなキッチンなどの御要望を実現した。大きな間取り変更はしていないが、生活を見つめ直して「分割すること」を少しだけ操作し、生活の枠組みを再構築した。しかし、その効果は絶大で、視線、動線、光線が自由自在に、かつ効率良く動き回り、飛び交う空間になった。加部側の間接照明は構造的な梁の存在感を希薄にし、リビングからダイニング、キッチンまでの連続性を協調し、距離感を感じさせる（＝広く感じさせる）。框組の扉などの塗装にもこだわり、ラフ感が満載の「女子的な空間」に仕上がった。
photo by mariko yamamoto