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江東橋302
築35年の賃貸マンションのリノベーション。錦糸町、住吉、菊川の3線3駅を利用できる便利な立地であり、一人もしくは二人暮らしを想定して計画した。中心部に水廻りを配置し、そこをコアとして回遊性のあるプランニングとした。キッチンからリビングダイニングに続く6.7mの壁には一面に可動棚を設け、食器と本、オブジェなどを等価に飾ることができ、収納力も申し分ない。空間を象徴するように塗ったコア部分のマットな赤は昼と夜で違う表情を見せる。リビングダイニングと寝室を分ける独立壁はシルバーの黒板塗料で仕上げ、生活を楽しめるように工夫した。天井はスラブ現しとすることで、2.6mの天井高を得ることができた。
プロデュース：新興商事株式会社
photo by mariko yamamoto