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re-apartment／mu
テレビ番組「今田ハウジング」（日本テレビ）の企画で、武蔵丸親方の新居をコーディネートした。
ご要望は
「ハワイのような雰囲気」
「日差しの入る明るい部屋」
「充実した収納」
他にも「海が欲しい」「CDの収納」などがあったが、、、
賃貸のため、大掛かりな間取り変更や壁を取り払うといったことはせず、既存に付け足していくことで対応している。
家具はラワンベニヤで製作し、現場で塗装し、少し粗い感じを出している。
廊下には畳を敷いたがその縁をアロハの生地にした。もともとアロハシャツの発祥は、ハワイに移住した日系人が着物の生地でシャツを仕立てたことに由来している。その間隔を逆輸入したわけだ。
窓際のベンチや柱巻の台はすべて収納になっており、かなりの容量を確保している。
ローテーブルの天板を広げると、内部は白い化粧板で仕上げ、プロジェクターのスクリーンとして機能する。それは天井に埋込んだプロジェクターから海の映像を投影するためのものである。このプロジェクターのシステムは、ソリッドレイ研究所のタップトーク2というシステムを採用している。これは投影した映像に触れると映像がそれに反応するというシステムで、他にもいろんな映像で表現することができるものである。
interior styling by TOJ
photo by STUDIO KAZ