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SENSE
郊外に建つ住宅のキッチンとスタディールーム、飾り棚をデザインした。大きな吹き抜け空間を挟んで、２階の個室をガラスのブリッジで繋いだ空間構成。天井が低い部分にキッチンとダイニングがある。L型のキッチンの奥にはウォークインパントリーを設け、冷蔵庫はhその手前ながら、見えない位置に配置している。吊戸棚をダイニングまで延長して空間の連続感を出している。
スタディールームは、吹き抜け空間に置かれた『部屋』のような家具。マンガシロで仕上げた外周にはリビング側に70インチのテレビ、オーディオ機器、５台のスピーカーとウーハーが収納される。ダイニング側は42インチのテレビとデッキ。
内部はスタディールームとして機能する。二人のお子様が勉強する場所であり、ご主人のPCが置かれる場所。またAV機器類の配線を内側からできるようにしたり、エアコン、電源、LAN配線、AV配線などが複雑に入り交じっていることをみじんも感じさせないように、最小限の大きさで最大限の効果が出るように配慮したジャイアントファニチャー。
リビングの端には棚板をランダムに構成した飾り棚。宙に浮いたような存在感とするために、鏡面仕上げのステンレスを脚にして、床タイルを移し込んでいる。壁から離して配置し、床からの照明で美しく浮かび上がる。
建築の設計は今永環境計画
photo by STUDIO KAZ