今回泊まっている福岡のホテルは前回と同じ。ここの鍵がいい雰囲気を出している。
最近はほとんどのホテルでカードキーになっていて、部屋に入るとホルダーがあって、そこにカードキーを差すことで、部屋の照明が使えるようになる。しかしここのホテルの家具はディンプルキーで真鍮のずっしりと重たいキーホルダーがついている。部屋の壁には同じく真鍮でできた窪みがあり、そこに鍵を置くと部屋の照明が点く。ぶつけた凹みや削れた表面などの佇まいがなんともいい。
ホテルをチェックアウトして柳川へ向かう。都留建設さんのショールームのご相談。今のスペースをどう使うか、どのようなキッチンを入れるか、素材はどうする、コーディネートは、、、といったコンセプトからディテールまでを約2時間半で一気に打合せ。
終了後、柳川といえば『せいろ』でしょう。ということで若松屋でせいろ。うなぎの食べ方はこれが一番美味いと思う。タレが染み込んだ熱々のご飯と鰻、甘い卵焼き(そう、九州の卵焼きは甘い。でも築地丸武のような甘さではなく、不思議と優しい甘さなのです)で心と体が熱くなる。
筑後船小屋駅まで送っていただき、駅前の隈研吾監修(?)の九州芸文館を見学。
贅沢に九州新幹線で博多駅まで移動し羽田空港へ。出発時間までかなり時間があったので、ラウンジで仕事。
夜、事務所で新商品パンフレットの最終チェック。ギリギリ。