大学生の頃、課題で行き詰まった時によく入っていた場所がある。
北九州市立美術館・アネックスのアトリウム。ここでぼーっとして、警備員におねがいしてテラスに出て、空を眺め、窓から見える夕焼けを眺める。それで何かが進む気がしてた。
そのアトリウムを32年ぶりに訪れた。
そこは何も変わってなかった。光も、水も、GOTEBORGの位置も数も。自販機はなくなっていた。残念ながらテラスには出られなかったが。
9月13日(金)
朝一のフライトで北九州へ。
8時、北九州空港に到着。
9時、小倉駅で「かしわうどん」の朝食。
10時、今年オープンした門司港駅のスターバックス。1914年に創建された当時を復元した駅舎を生かした内装は居心地がいい。今まで体験したスタバの中では一番。
11時、門司港ホテルに荷物を預け、周辺を散策して
12時、本物のレトロ建築『三井倶楽部』で焼きカレー。
食後はレトロ建築などを散策。
15時、北九州市立美術館。
企画展『サイトウマコト 臨界〜Criticality〜』の前段として開催中の『コレクション展II特集 サイトウマコトのグラフィック』を拝見。氏のグラフィックデザイナー時代の作品。極めて静かながら、「デザイン」の枠を飛び越えた力強さ。その後の氏の展開がわかる。
そして32年ぶりにアネックスのアトリウムを訪れる。気持ちが高ぶる。ついついはしゃいでしまう。
16時、企画展『サイトウマコト 臨界〜Criticality〜』のオープニングレセプション。
その後、展示室へ。圧倒される。氏に挨拶。サインをいただく。
18時、門司港ホテルに戻りチェックイン。夕食のために街へ繰り出す。
観光地周辺は比較的賑やかだが、その先はとても寂しい。その中の一軒に入る。
そこがなかなかいい。料理が美味い。コスパもいい。
21時、ホテルのバーへ。眺めがいい落ち着いたバー。スタ8のディテールを堪能。
懐かしいや嬉しいや、もうお腹いっぱい。長い一日が終わる。
9月14日(土)
ホテルで朝食。
10時半、チャックアウトして『三宜楼』を見学。案内の方に丁寧に建物全部に案内していただいた。
名もなき怪しい飲屋街、栄町銀天街、そこから伸びる飲屋街、小原市場、門司中央市場をブラブラ。『Cut in MATSUNAGA』を見学、唐揚げフェスでBEER。
15時、小倉の旦過市場、予想よりも元気だ。
17時、『満天』で新鮮な魚と寿司。
19時20分のフライトで東京に戻る。
ひさびさにノートパソコンを持たない二日間は、お腹いっぱいの二日間でした。