今回のリフォーム産業フェアー2021内『キッチンワールド』で展示していたのキッチン本体は全部で5セット。ウチ以外の4セットは来場者層を想定したアイランド型のキッチンだが、『COCOO』は全くの異質なキッチン。コンセプチュアルで造形的なキッチン。「出展者」という立場で考えたら、売れるキッチンを出品する。しかしこのブースのプロデューサーという立場を考えると、少し目を引くようなビジュアルのキッチンで来場者を惹きつけることが必要。
ある程度想定はしていたが、レベルが酷すぎる工務店が多すぎる。キッチンはセットで販売、納品、設置されると思っている。キッチンの構成や素材なども知らない。セミナーではそこに噛み付いた。
パンフレットにも会場での説明でも一切触れなかったが、COCOOの寸法はフィボナッチ数列/黄金比を拠り所としている。だから無意識に美しく感じるはず。そこがお客さんを惹きつけたのだと思う。
9月13日(月)渋谷で授業3コマ(13時〜22時)。自宅に戻り夕食。午前2時半にパシフィコ横浜に行き、ブースの墨出し確認。
9月14日(火)7時半、パシフィコ横浜入り。8時〜設営開始。18時過ぎにはキッチンワールドの全出展者の設営完了。事務所に戻って、図面と資料作り。
9月15日(水)8時半にパシフィコ横浜入り。10時オープン。オープンと同時に大勢のお客さんが来場。説明に追われる。午後にリフォーム新聞社の取材対応。今回のキッチンの素材提供と製作をお願いした吉本産業株式会社の今井さん、水栓金具を提要してくれたハンスグローエの今野さんが応援に来てくれたので、かなり楽なはずなのだが、結局昼ごはんも取らずに1日目終了。事務所に戻り、16日のセミナー資料作り。
9月16日(木)9時にパシフィコ横浜入り。10時オープン。今日もオープンと同時に多くのお客様。今日は助っ人が一人増えたので昨日よりも楽させてもらった。昼ごろ来月のIFFTに出展するキッチンの打ち合わせ。17時終了。久々のリアル展示会。みんな飢えていたのかな。たくさんの笑顔で溢れていた。多くの知り合いも来てくれた。学生や元学生も来てくれた。あっという間に二日間の会期が終了。
9月17日(金)終日事務所。溜まっていた図面、図面、図面。