
デザイナーの仕事は図面を描くことでもパースを描くことでもなく、空間であれプロダクトであれ、それを完成させ、クライアントに引き渡すこと。と学生にはまず伝えている。しかし、自分一人で完成させることなどできるはずもなく、現場の職人、素材メーカー、部材メーカーなどさまざまな方々との関わりで完成まで漕ぎ着けることができる。だからこそデザイナーにはコミュ力が大事だと思っている。
写真は、福岡浄水案件でオーダーしたダイニングテーブルとカフェテーブルのディテール。安多化粧合板のトリュフビーチを使って、SYNC FURNITUREの木工技術と鉄工所の手作業がぴたりとハマる。極めてサディスティックなデザインをさらりと仕上げてくる人たちがいて、我々の仕事が成り立っていることを忘れてはならない。といっても彼らがマゾヒストであるとは限らない。
12月2日(火)終日図面
12月3日(水)あさイチ、かっぱ橋の家具屋さんに張替えを頼んでいた椅子をピックアップ。そのまま軽井沢案件の現場採寸。夜、図面
12月4日(木)朝イチの便で福岡入りして所用。午後、福岡浄水案件の現場。夜、図面
12月5日(金)午前、所用。午後、福岡浄水案件の現場。最終便で東京に戻る
12月6日(土)終日図面
12月7日(日)渋谷で授業2コマ。夜、図面
12月8日(月)午前、小石川案件の施主打ち合わせ。午後、等々力案件の現場。夕方、渋谷で授業1コマ。夜、キッチンワールドの懇親会in神楽坂。夜中、図面
12月9日(火)朝イチの便で福岡入りして、福岡浄水案件の現場。届いた椅子や家具の開梱、設置、お引き渡し。夜、工事関係者(team STUDIO KAZ Fukuoka)で打ち上げ
12月10日(水)朝、図面。午後、所用。夜、図面
