
衝撃的なことを聞いた。20代〜40代のデザイナー・設計者を対象にしたアンケートで、30%以上が「コーリアン」だけでなく『人工大理石』を知らないという。しかも素材の説明をすると、「面白いですね。使ってみたいので、図面はないですか?」と聞かれるらしい。もちろん金物だったら、その納まり図を参考にするのはわかる。でも、コーリアンは素材だ。コーリアンをはじめとした人工大理石は(基本は)厚み12mmの強化アクリルの樹脂板だ。メーカーは素材を提供するだけで、それをどう料理するかはデザイナーの手腕である。もちろん図面はデザイナーが描く。その想像ができないのだろうか?
以前、家具屋さんの社長から聞いた話。彼の会社に依頼された店舗什器の打ち合わせをデザイナーとしたときに「ここ(壁)の取り合いはどうします?」と聞いたところ「それを考えるのがお前らの仕事だろう!!」とその若いデザイナーがキレたという。社長からは「デザイナーってそんなもんなんですか?」と聞かれた。僕は、建築との取り合いに悩み、苦しみ、いくつも図面を描いて、うまくいったときの喜び、うまくいかなかったときの反省、その一瞬のためにデザイナーを続けているつもりなのだが。それを無責任に丸投げしてしまう神経がわからない。空間とそこに存在する光、色、素材、大きさ、音、温度、湿度、ヒト、動物、、、あらゆる事象やモノたちの関係性を図ること。それこそがデザインという行為であり、デザイナーとしての存在意義なのではないか。
この二つの事象を「デザイナーの終焉」と嘆くべきか、それともこれがイマドキのデザイナーなのだと許容すべきか。どっちも嫌だなぁ。僕は古い時代のデザイナー(オールドデザイナー)なのかなぁ。
いったいデザイナーって?
4月9日(木)実家。夕方から太宰府天満宮に寄って、吉塚うなぎ屋で晩御飯を食べて最終便で帰京。
4月10日(金)昼、葉山案件のお客さん、設計の飯塚さんとオンラインミーティング。午後、打ち合わせ。夜、大学のテニス部OB飲み会
4月11日(土)午前、代田案件(新規)の打ち合わせと現調。年内完成目標。午後、P/OP RYOGOKU。いい空間。夜、図面
4月12日(日)渋谷で授業2コマ。夕方、葉山案件のお客さんとオンラインミーティング。夜、図面
4月13日(月)午前、図面。昼、元代々木案件のお客さんとオンライン打ち合わせ。決まり!!夕方、深川不動尊で護摩焚き。夜、図面
4月14日(火)午前、資料作成。午後、渋谷ファッション&アート専門学校で初回授業。夜、図面
4月15日(水)午前、図面。午後、デュポンの方と打ち合わせ。夜、図面
