コロナ騒ぎでセミナーの回数がだいぶ減った。その間にいろんなネタを考えていた。それまで以上にいろんなキッチンを見たり考えたりした一年だったが、やはりまだまだキッチンは画一的だと痛感した。コロナ禍で家の重要性、特にキッチンの重要性を感じた人は多いはず。でも相談する人がリフォーム屋だったり工務店だったりすると、「あれは高いし、メンテナンスが不安、メーカーの方が安心だ」とか「どんなのができてくるのかわからないからやめといた方がいい」などと言って諦めさせることが多いらしい。それはただ『知らない』『めんどくさい』『儲からない』ために言っているだけ。
『知らない』=やったことがないだけ。知ろうともしない。それではいつまでたっても理解できない。
『めんどくさい』=形も仕様もパッケージで決めることができるシステムキッチンは確かに楽だろうが、それで差別化ができるのだろうか?本当にお客さんのことを考えていない。
『儲からない』=丸投げしたら儲からないのは当たり前。たとえば総額で3000万円かかった家に収めたオーダーキッチンを300万円で丸投げしたとする。丸投げした300万円分に利益はつかないから、2700万円に対しての利益率を計算する。
こんなだからいつまでたっても代わり映えしないキッチンしか生まれない。『めんどくさい(と思っている)』ことに積極的に関わり、ちゃんとキッチンのことを『知り』、きちんと利益を残すやり方を手に入れればいいはず。そんな簡単なことでさえシフトチェンジしない工務店が多いのも事実。もちろん全ての工務店がそうだと言っているわけではない。以前に比べるとそこにきちんと向き合っている工務店が格段に増えたのは知っている。
3月16日(火)午前、塗料メーカーの営業の方にサンプルを持って来られた。
午後、目白の現場で間接照明の調整。
夕方、吉祥寺案件の内見。工事の段取りなどを業者さんと検討。
3月17日(水)午前、吉祥寺案件の施主打合せ。内容の詰め
午後、秋谷案件の施主ミーティング。
3月18日(木)キッチンの施工開始。
夜、安多さんのセミナー。刺さる!!
3月19日(金)キッチン施工二日目。『KOTO』というアフリカの木の木目が美しい。グレーのキッチンが白い空間をぐっと引き締めた。美しい空間。あとは明日は施主検、来週のクリーニング、カーペット施工で終了。。。のはず。
3月20日(土)午後イチ、目白案件の施主検。全く問題なし。
午後二、吉祥寺案件の施主打ち合わせ。なかなか難しい。予算と時間とリクエストのせめぎ合い・・・